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ラズパイ(コンピューター)のホスト名に使える文字

結論だけ先に書くと、ホスト名に使える文字は、aからz、0から9、ハイフンだけです。大文字小文字は無視されます。あと、ハイフンで始まったりハイフンで終わる名前も許されません。

一昨日、こどもテクノクラブ「クリエイティブにプログラミング!」17回目が実施された際に忘れてて手間取りました。昨年度はしっかり意識していたのですが。

なぜわかったかというと、みんなのラズパイにはウェブサーバー(Apache2)を仕込んであって家庭内でホームページを公開できるよ、という流れの時に、名前参照がうまくいかなかった人がいたのです。

「ブラウザにhostname.localって打ち込むとアクセスできるよ」
test_000という形式で名前をつけた子がいて、あれ、エラーになる。test形式に変えてみたらできる。???→時間切れ。。 アンダースコア「_」は使えそうで使えないのでした。

さて、ここからホスト名の設定のしかたを何種類か説明します。

ホスト名の設定/変更

GUI(Graphical User Interface)を使う場合(こちらで全然オッケー)

ホスト名は、メニュー/設定/Raspberry Pi の設定/システムの「ホスト名」で設定/変更できます。再起動後に有効。再起動せずに操作していると不整合が起きてくるので、すぐに再起動した方が良いです。

 

GUIその2(Linuxのことをもっと知りたい人向け)

LXTerminalからLeafpadを管理者権限で開き、ファイルを二つ編集して設定することもできます。

sudo leafpad /etc/hosts
sudo leafpad /etc/hostnames

普通に/メニュー/アクセサリ/Text Editor でLeafpadを起動すると保存ができません。編集に失敗した時のことを考えて、hosts.bakなど元のファイルをバックアップしておくと安心です。

同じく再起動後に有効なので、編集後、すぐに再起動しましょう。

Leafpadを管理者権限で使う技は覚えておいて損はありません。

 

CLI(Command Line Interface)を使う場合(なんだか難しい方が好き!な人向け)

全て黒い窓、LXTerminalで変更することもできます。

以下のコマンドで確認(cat)/変更(sudo nano)できます。テキストエディターnanoから抜けるときは、[ctrl-x]、[y]、エンターです。[ctrl-x]は、ctrl(コントロール)を押したままの状態で、xを押して離します。nanoのウィンドウ下部にある[ˆx]は、[ctrl-x]の意味です。

cat /etc/hosts

sudo nano /etc/hosts

cat /etc/hostname

sudo nano /etc/hostname

 

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