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クリエイティブにプログラミング!コース

2016年度と2017年度、静岡大学情報学部の設備をお借りしての活動。

25名x3=75名の小学校4から6年生に対して、年間23コマ程度、ラズパイを中心としてScratch / Python / マインクラフト / Sonic Pi / LED、モーター、センサー / ポケミク / micro:bit などを使ったコーディング学習支援に挑戦しました。

小学校高学年に対して、ラズパイを使いこなすクラスがいかに展開/運営できうるのか。それもあって、とりあえず15名程度でスタートする予定が、説明会に150名も集まって頂き、急遽、25名x3クラスに。50台のEIZO(高級!)モニターがある教室をお借りできたため、ハコだけは何とか準備完了。。

全くの手探りからはじめて、各年度初めには死にそうになりながら80組のラズパイセットをセットアップ、隔週で毎回新ネタを準備。かつ、午前中にITキッズのクラス100分x2コマを終えてからの80分x3コマ。しかも当時は海外出張もあったりする平日常勤の勤務もあり、今にして思えば、とんでもない活動量でした。

ラズパイ3Bが発売され、いよいよ、初めてのPC(パーソナルコンピューター)としての使用に耐える、と思ったので、ラズパイ、ケース、電源、キーボード、マウス、スピーカーを収納ケースに入れて販売。毎回、持ってきてもらうスタイルです。

面白そうな事にとにかく噛み付いて、丸呑みしてから徐々に消化する構築主義的アプローチ。全くわからない!の場合には、楽しくハンズオン、こんなことができるんだ!でオッケー。その気になれば大学教養課程ぐらいの内容を吸収できるネタを準備。中にはPythonをずんずん取り込んで深いところまで行く子どももいました。

自分としても、調べまくって、試しまくって、かなり広範囲で、とんでもない分量のラズパイ関連ノウハウを蓄積できました。そして、小学高校学年のLinux、Pythonもやりようがあること。これを中学生の年代につなげればとても効果がありそうなことに確信が持てました。