UKでラズベリーパイに続いて産まれ、USでの電波関連法もクリアして世界展開を始めていた micro:bit(マイクロ・ビット)が、いよいよ日本上陸です。8月5日より発売。
Code2Creative.Clubでも取り組みたいと思っています。日本版のchibi:bitを100枚ぐらい買おうかと思っていたのですが、試しに2枚買ったところで踏み留まっていてよかった。。
ref. イギリスのプログラミング教育向けマイコンボード「マイクロビット」が日本に上陸(2017年7月25日 株式会社スイッチエデュケーション)
micro:bit とは何か。
BBC(英国放送協会)が教育用として開発した超小型マイコンボードで、2016年3月に11歳と12歳の小学生全員に約100万台が配布されました。ラズベリーパイの半分より少し小さい40mm x 50mm。開発開始は2012年、ラズベリーパイ発売直後ぐらいの模様。ラズベリーパイやPC/Macと一緒に使う前提です。ブロック型言語やPythonでコーディングできます。
- マイコン + Bluetooth LE 16 MHz 32-bit ARM Cortex-M0
- マイコン + USB 2.0 OTG 48 MHz ARM Cortex-M0+
- 5 x 5 赤色LEDマトリクス
- 押しボタン2個、リセットボタン1個
- 加速度センサー
- 磁気センサー(コンパスあるいは金属探知)
- micro USB
- 開発環境: JavaScript Blocks Editor、Python Editor
日本での販売体制
電波法の関係で日本ではそのまま販売できなかったため、株式会社スイッチサイエンスが日本版としてchibi:bitを販売していました。micro:bitは、株式会社スイッチサイエンスから兄弟会社として産まれた株式会社スイッチエデュケーションが、BBCの日本展開に協力とのこと。
- 2017年8月5日、日本で展開開始
- 2020年までに30万人の日本の子供たちに届ける
- 日本国内の販売価格は2,160円(税込み)を予定
税込2,160円は良いですね。UKでは20%の付加価値税込み£13=1,900円ぐらいです。
スイッチエデュケーション、あー、教材開発に力を入れるんだな、Maker Faire Tokyo 2017 でも何か出てくるな。と思っていましたが、これでした。
日本の小学生人口は、1学年ざっくり100万人なので、1学年の10%( x 3年間)に届けたいということか。浜松市で小4から6が2万人強。5,000万円あれば全員に配布できる。と言っても、まずは、母艦となるパソコンが必要だけど。
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