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プログラミングとコーディング、似て非なる二つの単語。そして概念。

(この考えについて、LTする機会があったので、スライドを作りました。考察が少し深まった気がしますので、このページもまた更新する予定。)

従来の、上流、下流という考えからいくと、事業があって、企画があって、システム設計、プログラミング、コーディング、(古くはキーパンチング)ということでしょうか。コーディング、コーダー、は単純作業、作業者であり、創造性を発揮する領域とは無縁という捉え方であったように思います。

Dr. Mitchel Resnick 率いる、MIT (Massachusetts Institute of Technology) / Media Lab / Lifelong Kindergartenが出発点では無いかもしれないけれど、2011年には、世界各地で、同時多発的に、コーディングという言葉が新しい意味、輝きを持って生まれ変わっていた感じがあります。

新しい「コーディング」は、手を動かすこと(tinkering)にフォーカスした概念、と考えます。壮大なプランを練って練って、上流から下流に向かって作業を進めるのではなく、まず、手を動かす。そして考える。また手を動かす。この中から創造性が発揮される、という考え方。

thinkerではなくdoerに。早く、速く、たくさん失敗する。というあたりとつながってきます。

tinkeringについては、また別ページで。